四十九日法要の準備をするうえで、とっても重要なのが日時と場所です。
四十九日法要の日時と場所はどのような基準で決められているのでしょうか?
法事アドバイザーがご案内します!
四十九日法要の日時は?
通常、四十九日法要の日にちはお亡くなりになってから既にその日にちは決まっています。
お世話になっているお寺から法要のスケジュール(おたい夜表)のような物をいただいているのではないでしょうか?
とはいえ、本来の四十九日法要の日にちが平日だと仕事の都合上難しい・・・・・。といったこともあり、その前の土日に前倒しをして四十九日法要を執り行うことがほとんどのようです。
*法要は、あらかじめ日にちが分かっている事なので前倒しはよくても後回しはNGとされています。
ここで重要なのは、あなた以外のほとんどの方も土日での法要を希望されるため、お寺のご住職のスケジュールは、基本的に土日はいっぱいという事です。
土日を計画されているのであれば、お寺へ早めの相談をすることをおすすめ致します。
また、お寺によっては施主・喪主の都合による前倒しでのご法要を認めていないお寺がある場合もあります。(こちらが本来のあり方です)
まずは、そもそも前倒しでの法要は可能かどうか確認しておくと安心です。
ご住職のご都合を確認できたら、早い段階(二七日くらいまで)でお日にちと読経の時間までしっかり決めておきましょう!
四十九日法要の場所は?
次に、四十九日法要の場所決めです。
法要の場所は、読経の場所とその後の会食(お斎)の場所を決める必要があります。
*四十九日法要では、基本的に読経後会食が執り行われます。
法要の場所は様々なパターンがあります。
一般的な例としては、
・自宅で読経⇒自宅で会食
・自宅で読経⇒料亭・ホテルで会食
・お寺で読経⇒お寺で会食
・お寺で読経⇒料亭・ホテルで会食
・料亭・ホテルで読経⇒そのまま会食
それぞれにメリットとデメリットがあります。
自宅での法要は、場所の移動や時間的な制限がないので高齢の方が多い場合はおすすめです。
会食や飲料の準備は、自分たちでの手配がいるのが若干手を取りますが、コスト的には一番負担が少く時間に制限される事もないので慌ただしくなく落ち着いたご法事になりますね。
お寺での法要は、普段の生活では関わりの少ないお寺の中で執り行われますので、お寺の厳かな雰囲気を感じとても評判がいいようです。
お寺の施設を借りますのできれいしてお返ししましょう。
料亭・ホテルでの法要は、マイクロバスなどを出してくれるところもあり最近少しずつ増えてきているようです。
お値段的なご負担は、自宅やお寺に比べると増えますが全てお任せできるところがメリットでしょう。
ぜひ、それぞれの環境で一番ベストな場所を検討してみてください!
基本的に法要の参列者はご高齢の方が多い場合がほとんどですので、そのあたりを考慮して体力的な負担の少ない移動の少ない段取りがおすすめですね。
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