お葬式も滞りなく終わり、次は四十九日の準備が必要になります。いつ頃、何から手をつけていいのでしょうか?
ます一番にすることを、法事アドバイザーがご案内します!
まずは香典開きをしましょう
香典開きとは、いただいたご香典のお名前や住所・金額・関係の確認を行いパソコンやノートへ記録する事です。
確認をして、香典帳を作る事ですね。
お葬式の際の受付で、芳名録という名簿もしくはカードに記入していただいていると思いますので、そちらの確認もお忘れなく。
香典開きは喪主の他、主だった親戚が集まり行う事が多いようです。
芳名録の中には、良く言うと達筆な方もいらっしゃいますので喪主の直接の知り合いでない場合は、
「この方誰だろう?」
「字が読めない・・・・」
といった事もでてくるかもしれません。
そういった場合も見越して、一人で香典開きを行うよりは数人で行う方がスムーズかもしれません。
パソコンを使える方が一人いれば、その後の記録の管理もしやすいかもしれませんね。
香典帳の整理・まとめ方のコツは?
香典開きをして情報を記録していくわけですが、後々管理しやすいまとめ方はどういったものでしょうか?
香典帳に記録する際のおすすめのまとめ方は、
・金額順
・カナ順(アイウエオ)
・関係順(親戚関係、仕事関係、町内・・・・など)
の3種類です。
金額順は、香典返しを準備する際に便利です。お葬式でも当日返し(香典返し)をされていると思いますが、高額(一万円以上)の方へは、四十九日が終わって改めて香典返しをすることもあります。
カナ順は、先様にご不幸があった場合に同じ額の香典をするのが一般的ですので、カナ順でまとめておくと香典帳の中からさがす手間も省けます。
関係順は、法要のご案内のハガキを出す際に便利です。四十九日以降のご法要はご親戚が主になると思います。そういった時に、関係順でまとめておくと案内ハガキも誰を呼ぶべきかもスムーズです。
このように、香典開きは後々のことも考えて香典帳に記録しておくと便利です。パソコンが使える環境でしたら、上記のように3種類でまとめておくと安心ですよ!
子供夫婦は別の住所に暮らしている場合など、お葬式が済んだら高齢の喪主が自宅に一人になるケースも多く見受けられます。
そういった場合は、喪主が一人で見ても分かりやすいようにまとめてあげると喜んでもらえると思いますよ。
関連記事
⇒四十九日の法要の日時と場所を決めましょう!気をつける事は?