法事作法所作を凛とする

⑨火葬場から戻り、三日法事と初七日

葬儀の日に、続けて繰り上げ初七日

火葬場から、いったん葬儀社に戻ります。葬儀社からは、事前に法要日程(忌日表)といって、命日、初七日、二七日、三七日、四七日、五七日、六七日、七七日、百ヶ日、一周忌~五十回忌まで日程が書かれた表をいただきました。

三日法要は、最近省く場合も多いようですが、読んで字のごとく、死後3日目に行う法要で、初七日(しょなのか)は、死後7日後に行う法要です。一般的には、初七日は故人が三途の川のほとりに到着する日だと言われているようです。7日ごとに7回法要を行い、最後が四十九日。故人が極楽浄土へ行けるよう、供養を行います。いろいろな考え方があるようですが、四十九日までは、故人はお世話になった方へあいさつ回りをしたりと、あの世へ行く準備を行うようです。

私の場合は、火葬場から葬儀場へ戻り、三日法要と初七日を同時に行いました。和尚様が読経してくださり、その後、喪主、親族の順に焼香を行います。

焼香後、精進落としといって、宴席を用意します。

葬儀社でコース料理を用意してくださいました。喪主挨拶後、一番に故人の位牌の前に、お酒を供え、献杯を行い、食事をします。和尚様や親族など、参列してくださった方へ感謝の意味を込めて、故人を偲び思い出話や懐かしい話で楽しく食事をいただきました。

ビール、ノンアルコールビール、ウーロン茶なども用意しました。宴席が終了したら、喪主が挨拶を行い、和尚様にはお布施を行います。

四十九日までは7日ごとに毎週法要

初七日が終わったら自宅に遺骨や位牌を持ち帰り、葬儀社が用意してくれた祭壇に置きます。初七日後は、毎週七日後に法要を行うため、事前に和尚様とスケジュールの調整を行い、親戚は呼ばず身内だけで、自宅に和尚様に来ていただき法要を行いました。この法要は、お寺でする場合など様々のようです。私の場合は、自宅で和尚様に読経をしていただき、その後、和尚様とお話をしながら、食事を一緒にいただきました。二七日、三七日など、その意味などもお話してくださいました。食事は、仕出し屋にお願いし、その都度、和尚様にはお布施をお渡しします。

四十九日までは、神棚には、白い紙をはり、神棚を閉じておきます

一般的に、四九日まで神棚は閉めておきます。葬儀社のスタッフが神棚に白い紙をはってくださいました。

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