仏壇は、四十九日までに準備するのが理想です。揃える仏具などが異なるので、宗派を必ず確認して買いに行くこと。
お仏壇は、家の中にある小さな本堂を意味し、仏さまはご本尊さまを意味する言葉でもあります。お仏壇はご先祖さまの位牌を置くだけの場所ではなく、仏さまに感謝する場所でもありますので、各家庭にひとつ仏壇があるのが本来望ましいことです。そして、毎日仏壇に手を合わせ、仏さまに感謝する気持ちがなにより一番大切です。
とはいえ、我が家にも仏壇がなかったので、仏壇を買いに仏壇店に行きました。宗派によって揃える仏具が異なる場合があるので、宗派を確認してから買いに行きます。うちの場合は、お寺の檀家になったので、仏壇屋さんが、最終的にお飾りするご本尊さまと宗祖さまに間違いがないか和尚様に確認してくださいました。
仏壇は大きく分けて2種類あります。昔ながらの金箔や朱塗りの金仏壇に代表される伝統型と、リビングなどにおける家具調タイプなど。
まず、仏壇をどこに置くかによって、仏壇のタイプを決めます。最近増えているのが、家具調タイプは、サイドボードの上などに置ける上置きタイプや、椅子がセットになったタイプなどがあり、色もいろいろあります。用意するものなどは、仏壇屋さんが教えてくれるので、選んでいきます。
仏壇が決まったら、用意するもの
- ご本尊さまの仏像、または掛け軸(中央に飾ります)
- 宗祖さまの掛け軸
- 位牌(ご先祖様と亡くなった方の名入れ)
- 仏飯器
- 茶湯器
- 仏器膳(仏飯器や茶湯器を置く台)
- 高坏(お菓子や果物を供える道具)
- 香炉(香を炊くための道具)
- 燭台(ろうそく用の台)
- 花器
- 鈴(りん・仏さまをお呼びするための仏具)
- 線香差
- 線香・蝋燭など
- 仏具を掃除するための毛ハタキなど
仏壇を注文した後、日程を決め、仏壇屋さんがセットをしに来てくださいました。
仏壇を用意したら、和尚様に魂入れ(開眼供養)をしてもらう
うちの場合は、四十九日の法要をまずは自宅で行い会食のためのお店へ移動したので、自宅で祭壇の横に新しい仏壇を並べ、和尚様に魂入れを行ってもらいました。