四十九日法要の日時と場所が決まれば、案内ハガキをだしてお知らせしましょう。
四十九日の場合、ご法要までの日にちが短いのでなるべく早めに案内ハガキを出すことをおすすめします。
法要の日時と場所が決まっていれば、案内ハガキの準備は可能です。
そもそも案内ハガキは必要?
四十九日法要に限らず、ご法要の日時を連絡する際に電話で済ませる方も稀にいらっしゃいます。
「親戚だからいいよ」
「子供だから電話で大丈夫」
とお考えの場合もあるでしょう。
しかし、案内ハガキは日時の連絡をするうえでとても重要です。
ハガキを出すことで、参列者の手元に情報が残るので何度も確認する手間もないですし場所や時間の間違いもあらかじめ防ぐことができます。
電話での連絡の場合は、八日(ようか)を四日(よっか)と聞き間違えたり、読経の時間を間違えてしまった・・・といった事も実際におこっています。
特に、相手がご高齢の場合は配慮が必要です。
近年では、法要をホテルや料亭で計画している方も増えてきています。ホテルや料亭の場合は、出欠がしっかりしていないと段取りに支障がでるので「往復ハガキ」を使う方も増えてきています。
案内ハガキの例文・見本
案内ハガキは、普段出すことはないので難しいイメージがあるかもしれません。
実際は、内容としてはとてもシンプルなので確認してみてください!
案内ハガキに記載するのは、
・葬儀の際のお礼
・誰の○○法要をいつどこでします
という事です。
意外とシンプルですよね!
「謹啓 御一同様には益々ご健勝の御事とお慶び申し上げます
先般 亡母 花子 儀死去に際しましては一方ならぬ御配慮を賜り誠にありがとうございました
御蔭をもちまして無事葬儀も済ますことが出来ましたことを厚く御礼申し上げます
就きましては 左記により○○法要を相営みたく存じますので御多用のところ誠に恐縮ではございますが
どうぞお参り下さいますようお願い申し上げます 敬具」
読経と会食の場所が違う場合は、
読経 自宅にて ○時より
法要の膳 料亭○○にて ○時より
と、それぞれの法要の形に合わせてみてください。
また、マイクロバスなどを手配している場合は、「どこで何時にマイクロバスを手配しております」といった文言を付け加えておくとわかりやすでしょう。
代表の方は、お名前と住所はもちろんですが、電話番号を必ずいれておきましょう。どうしても都合が合わない場合の連絡先がないと非常に困ります。
文章の最後には、「当日ご都合の折り合わない方は○月○日までに御一報下されば幸いに存じます」と入れておけばより安心ですね。
期限の目安は法要の10日~2週間前です。
10日~2週間前までに出欠が取れるように段取りしておくと、その後の準備がスムーズになります。
その訳は、⇒四十九日法要で必要な準備は?をご確認ください!
さらに、往復ハガキで準備をする場合は、法要への出欠とバスの利用をするかしないかの選択肢があれば親切ですね。
ここまで、案内ハガキのご説明をしていましたが案内ハガキ自体はご自身で作成されるというよりも、業者の方へ手配する方が多いようです。
必要な情報をまとめて伝えれば数日でハガキの印字印刷は可能ですので、業者へ依頼するのも選択肢として考えてみてはいかがでしょうか?
参考になったのであれば幸いです。
関連記事
⇒四十九日の準備 まずは香典開き 香典帳作成のコツ!