喪主は、四十九日法要が終わるまで何かと気持ちが落ち着きません。故人への悲しみが癒えないとはいえ、四十九日法要の段取り、お位牌、仏壇、お墓や納骨堂の準備、公的な手続き、香典返しなど、いろいろとやることがありますので、葬儀社の方や経験のある親類など、相談しながらやっていくといいかもしれません。
四十九日法要を行う時、さまざまな準備がありますが、挨拶についても事前に考えておかなければなりません。四十九日法要での挨拶はいくつかあります。
- 法要のはじまりの挨拶
- 法要の終わりの挨拶
- 会食がある場合は、会食前の挨拶など
忙しい中に、故人のために参加してくださった参加者へ、喪主として感謝の言葉をしっかりと述べたいものです。
【法要はじまりの挨拶】
本日は、お忙しい中お集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
故○○の四十九日の法要を執り行わせていただきます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
【法要終わりの挨拶】
本日は、故○○の四十九日の法要にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
皆さまのおかげで、無事四十九日法要を終えることができ、
○○もきっと安心しているかと思います。
○○が亡くなって、皆さまには大変お世話になりました。
数々のお力添え、誠にありがとうございました。
これからも、変わらぬご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
本日はこれにてお開きとさせていただきます。
心ばかりのものを用意しておりますので、忘れずにお持ち帰りください。
本日は誠にありがとうございました。
【会食前の挨拶】
本日は、故○○の四十九日の法要にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。 葬儀から今まで、皆さまのお力添えには本当に感謝しております。 ○○が亡くなって、四十九日を迎えるにあたり、 まだまだどこかにいるような感じがすることもありますが、 残された家族が力を合わせて前に進んで参りますので、 これからもぜひ、お力添えのほど、よろしくお願いいたします。 ささやかではございますが、お食事のお席をご用意させていただきました。 お時間の許す限り、どうぞごゆっくりされてください。 本日は誠にありがとうございました。