やまおく 法事作法所作を凛とする。

喪中とはどんなことですか?

喪中とは

喪中とは、家族や近い親族が亡くなった場合、一定の期間その死を悼み、喪に服すことをいいます。「服喪(ふくも)」や「忌服(きふく)」ともいいます。

喪中の期間は、一般的には一周忌(一年間)を指す場合が多く、この期間は個人の冥福を祈り、行動を慎みます。期間は、宗派や死者との関係によって喪中の期間は異なります。

四十九日は仏教用語のひとつとされ、この49日の間に極楽浄土へ行けるかどうかが決まると伝えられています。

そのため、結婚式をはじめとするお祝い事など行うことはもちろんですが、49日までは参加を辞退することが無難です。四十九日を過ぎても喪中の期間、慶事を控える人もいます。神社への参拝なども慎む場合が多いです。喪中に年を越す場合は、正月飾りを控え、初詣や年始まわりなども控えます。

喪中は年賀状を出すことを控え、喪中はがきを

年賀状の代わりに、年賀はがきをご遠慮する意味合いのある挨拶状「喪中はがき」を出します。先方が年賀状を出す前に届くように、12月上旬までに送ることをおすすめします。いただいた年賀状に対して挨拶状を出したい場合は、松の内(一般的には一月七日)が過ぎたころに、寒中見舞いを出すといいでしょう。その際には、喪中のため年賀の挨拶を失礼しましたなどと書き添えると丁寧です。

また、喪中はがきを受け取り先方の近親者が亡くなられたことを知った場合は、寒中見舞いにお悔やみの言葉を添えて出すといいでしょう。すでに弔問を終えている場合は、改めて返信の必要はありません。

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