通夜や葬儀の準備は、はじめてのことだらけです。悲しむ間もないぐらい、次なら次にやらなければならないことがあります。通夜や葬儀を行う際、和尚様の読経、焼香などが終わり、最後に、喪主の挨拶が行われます。
慣れない喪主の挨拶ですが、自分なりの言葉で、丁寧に話すことが大切です。
通夜での挨拶は、弔問のお礼、今までの感謝の言葉、故人のエピソードなどを盛り込むのが一般的です
- 通夜挨拶の例として、
本日はお忙しい中、お通夜にご参列いただき、誠にありがとうございます。
○○(故人)も、多くの皆さまに最期を見守られ、喜んでいることかと思います。
○○は、○○○○の理由で、昨夜、最期を迎えることとなりました。私共もまだ信じられない気持ちですが、地域の皆さまに支えられ、きっと幸せな最期を迎えられたと信じております。○○が幸せな人生を送ることができたことを、深く感謝いたします。
生前、○○は、○○が好きで、生きがいにしておりました。※個人の思い出話などを加えながら※
今後は、○○の分まで1日1日を大切に生きていきたいと思っております。今後とも、どうか変わらぬご厚情をいただきますよう、お願い申し上げます。
本日は、誠にありがとうございました。
葬儀(告別式)でも感謝の言葉を第一に
- 葬儀(告別式)挨拶の例として
本日は、大変ご多忙中にもかかわらず、亡き○○(続柄)・○○○(名前)の葬儀に、ご参列下さいまして、誠にありがとうございました。
○○は、○○○○の理由で、昨夜、最期を迎えることとなりました。○○は、○○が趣味で、毎朝、楽しみに出かけておりました。また、○○では、大役を果たし、ほっと安心したのは、先週のことで、今となっては、○○にとっていい思い出となったと思います。これもみな、支えていただいた皆さまのおかげです。誠にありがとうございます。
今は、○○の分も、一生懸命生きなければと思うばかりです。これからも、ご指導とご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
本日は、誠にありがとうございました。